2021年8月15日日曜日

中華レーザー改造 大きな板をきりたいのだ。(幅は300mmまで)構想

 

これまで
順調に使用してきたレーザーカッターですが、それなりに手を加えています。
もともとが最低スペックのものですが。

レーザーホルダーの自作、設置
XY軸の直角設定
剣山タイプの釘加工台
エアーアシスト追加
あたりですかね。
それ以外は故障なく使えており、特に問題は感じていませんでした。

しかし、今回大型アクリル板の切断が必要になり、やむなくアクリルカッターで切ったのですが、もう少し加工スペースを拡げられないか、試行錯誤してみました。


作業終了後の概略図です。
汚い図ですが、普段は加工台に乗るサイズの板は問題なくカット可能なのですが
おおよそ320mmx 240mmぐらいでしょうか。

ところが、本機、枠はもう少し大きくて、板そのものはもう少し大きなサイズを載せることはできます。(真ん中から切り始めれば、ということですが)
吸気側の隙間、手前の隙間を利用すれば 二回りぐらいの板を載せることはできそうな空間はあります。

邪魔をしているのは、キャリッジを保持している枠そのものと、横方向のロッド、モーターです。これらが加工台より高い位置にあって、板のべたおきを妨げています。加工台の四隅は、M8のボルトを使っていますがそのあたまが飛び出ているため、それも邪魔をしています。

頭の中でシミュレーションしつつ、考えた対策は三つ。

1.レーザー光軸を本体より10-15mm上に移設する。
   すなわち、レーザー管、第1、第2ミラー、キャッリッジの第3ミラー保持部分に台座を設置して、持ち上げる。

2.これを機会に加工台の上下機構を作り直す。
レーザー光軸の上昇にともない、加工台も同じだけ上に移設することにより、横方向ロッドよりも上に焦点が来るようにする。
そうすると、すくなくともロッドを意識せずに手前に板をおくスペースが稼げます。モーター部分はいかんともしがたく、これにより、横方向は300mmが限界ですが、長板を入れられるとすれば、まあありかなと。たとえばDAISOのMDSで、300x600ってのがありますが、これを予備切断なしに入れられれば効率がよいです。ついでに、ロッドとステッパーをつなぐシャフトカップリングのねじ頭が邪魔なので、イモねじに変更する。

3.板材の出し入れに必要な隙間をつくる
一度XY軸そのものをとりだして、枠を一部切り抜く、
外筐にスリット状に切り込みをいれる。

って感じですかね。





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