2019年11月20日水曜日

K40 中華なレーザー その1

しばらく実務に追われて更新できませんでした。

数か月ほど前から導入した中華レーザーについて経緯を紹介します。
Aliexpressから代理店を通して購入。でかい段ボールが届きました。抱えられないぐらい。

早速開けてみます。
中華発泡スチロールはもろく、そこら中を散らかします。要注意。
蓋を開けるとマニュアル、換気扇、排気ダクト、水中ポンプが入っていました。
最も安価なオプション最小限のものです。
機種はK40とか呼ばれているようです。

一生懸命ごみを吸い取り、掃除をして、中を開けてみます。
あちこちで、レーザーが割れていたとか、ねじが転がっていたとか紹介されていて、なかなかのクオリティのようですので、注意深く、まずは段ボールの上にのせて、とりあえず検品です。

ケースは板金ですが、聞いた通り、精度はいまいちです。こすれると塗料が剥げたり、ねじ穴の周囲が曲がったりしています。開閉部分の蝶番もなにやらぎこぎこしています。

蓋を開けて、マニュアルなどを取り出すと、ワークを置くところ。



奥にLED照明が見えます。
真ん中の青いのは吸気ダクトの開口
銀色が加工物を挟むクランプ
手前がレーザーの第三ミラーをのせたキャリッジになります。








後ろの蓋を開けると、レーザー管が横たわっています。向かって右に第一ミラーが45度で設置されています。詳細は分かりませんが、目立つ破損はないようです。




真ん中あたりに合格証が貼ってあります。
レーザー管には高圧の配線が二つと冷却水のインレット、アウトレットのチューブがつながっています。
チューブはふにゃふにゃです。薄いシリコン?

右側に電源、制御基板などが入っています。

パネルには、温度計(電池!)
緊急停止スイッチ、主電源スイッチ
その下に出力表示 (%?)
出力調節ボタン、テストボタン
照明スイッチ、もう一つ電源スイッチ
この部分を中から見ると、
ぺこぺこ板金にスイッチがついています。グルーで固められています。

内部に電源と、
手前にUSBをさせる基盤がねじどめされています。
ステッパーでXYの2軸駆動する制御基板のようです。

駆動用モーターの配線と、リミットスイッチへの配線が左側につながっています。
結構電流流れるんではないかと思うのですが 一つはケーブルの束、一つはフラットケーブルです

















次、ミラー
第一、第二、第三と



とりあえず分かったことは、冷却系(液体の入り口、出口、水タンク、ポンプ電源)がいること排気系(換気扇みたいなファンと、プラスチックのダクト)を配管が必要ってことです。それにしてもでかいな。

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