2020年3月4日水曜日

Da vinci 2.0A 改造。(12)PIDパラメータ取得





前回まででファン以外は組付けが終了しています。
ところで、このエクストルーダー・ホットエンドはいまだ稼働させたことがなく、ここいらで動作検証、firmware確認を行うこととしました。

以前 RAMPSに載せ替えたときは、2エクストルーダーのまま基板交換を行いました。
今回、1エクストルーダーに変更したので、やや配線変更と、marlinの書き換えが必要となります。

どちらかというと、2エクストルーダーのほうが特殊環境なのでしょう。シングルのほうが情報はたくさんあります。ファン拡張基板もいらないかもしれません。


などを参考に、D9のエクストルーダー2のヒーター線を外し、ステッピングモーター、サーミスタの配線を外します。
新しく購入したJヘッドには、2mのヒーター線、サーミスタ線付きを選びました。
そのため、いったんまとめた配線を全部ばらして、エクストルーダー側から基板まで、ケーブルを再配置して、途中のコネクタなしの直結ができました。
ケースファン用に12Vを取り出せるように、RAMPS 基板から電源ケーブルを分岐してコネクタを一つ増設しました。

かわりに冷却ファン、レイヤーファン、ケースのファン三つを接続するわけですが、
とりあえず、D9にホットエンド用のファンを接続。
仮配線でファン拡張基板から、ケースファンと、レイヤーファンの配線を伸ばしておきます。

続いてmarlinの設定に移ります。
変えたところだけ列挙。

configure.hの抜粋

#define MOTHERBOARD BOARD_RAMPS_14_EFB

#define EXTRUDERS 1

#define TEMP_SENSOR_1 0

// @section machine

#define INVERT_X_DIR false
#define INVERT_Y_DIR true
なぜだか、ここは以前 間違っていたのでしょうね、修正を要しました。

いじったのはこれくらいですかね。
いったんArduino Megaに書き込みます。

特に問題なく終了。

ホーミングは怖いのでまだ。3軸動くことは確認します。

USBは、iMACにつながっております。
Arduino IDE, Cura4, Printrun がインストールされており、

printrun を立ち上げて、connectを押すと、プリンタにつながります。 

ここでかねてより懸案のPID設定を行いました。

エクストルーダーのデータ取得のため、M303 E0 S200 C8とコマンドを送ります。
PID Autotune startとでて、加熱が始まります。8サイクルすると、結果がでます。

今回は

Kp 12.12
Ki  0.62
Kd 59.06
となりました。

同様にヒートベッドのほう

M303 E-1 S60 C8

Kp 200.6
Ki  39.6
Kd 254.7
となりました。

最初M303 E-1としたらエラーがでて、

cnfiguration.hを
#define PIDTEMPBED
//#define BED_LIMIT_SWITCHING

に直しました。




こうして得られたパラメーターをconfigurationに書き込んで、Arduino Megaに再度書き込みます。


エクストルーダの冷却ファンが加温の際に回ることも確認できました。
設置は、……とりあえず挟んであります。(^^)v








0 件のコメント:

コメントを投稿